トチレポ

同一所在地に複数のFIT認定がある太陽光 — 全国統計(2026年8月版)

トチレポ調査部 | 公表: 2026年8月28日 | 集計値の引用は出典明記(トチレポ調べ)の上でご自由にどうぞ

結論: 運転開始済みの太陽光FIT認定378,810件(10kW以上)を解析した結果、同一の所在地に複数の認定が存在する地点は全国16,986地点、設備数にして60,292件ありました。うち12,434地点は同じ日に認定され、11,567地点は同一の事業者名でした。

全国サマリー

指標
解析対象(運転開始済み・10kW以上のFIT認定)378,810件
同一所在地に複数認定がある地点16,986地点
その設備数の合計60,292件
うち同日に認定された地点12,434地点
うち同一事業者名の地点11,567地点
うち複数の事業者名が並ぶ地点5,419地点

都道府県別(地点数上位10)

順位都道府県地点数
1茨城県1,490地点
2群馬県1,171地点
3千葉県1,127地点
4鹿児島県1,075地点
5栃木県911地点
6熊本県748地点
7大分県744地点
8福岡県718地点
9宮崎県617地点
10長崎県567地点

なぜこの統計が重要か

低圧(50kW未満)の発電・蓄電設備では、同一・隣接地への意図的な分割設置が連系審査で拒否対象になります(電気事業法施行規則。2023年からは蓄電設備にも適用)。同一所在地への複数認定は、歴史的にこの「分割」が広く行われてきたことを示すと同時に、これから低圧蓄電所を計画する事業者にとって「自分の申請予定地の周辺に、審査で問題視され得る認定履歴がないか」を確認すべき理由でもあります。

ご注意。同一所在地への複数認定には、大規模敷地の区画分けなど正当なケースも含まれます。本統計は「分割違反」を認定するものではなく、公表データの事実を集計したものです。個別の事業者名・所在地は公表しません。

方法

FIT/FIP事業計画認定情報(公表用ウェブサイト・運転開始済みの太陽光)の設備所在地を文字列完全一致で照合し、同一所在地に2件以上の認定が存在する地点を集計。所在地表記の揺れ(丁目・番地の表記差)は同一視していないため、実際の件数は本統計より多い可能性があります。

あなたの申請予定地の周辺は、どうですか。
トチレポの低圧パックは、地点ごとの分割リスク検査を含みます。
無料で1件試す