同一所在地に複数のFIT認定がある太陽光 — 全国統計(2026年8月版)
結論: 運転開始済みの太陽光FIT認定378,810件(10kW以上)を解析した結果、同一の所在地に複数の認定が存在する地点は全国16,986地点、設備数にして60,292件ありました。うち12,434地点は同じ日に認定され、11,567地点は同一の事業者名でした。
全国サマリー
| 指標 | 値 |
|---|---|
| 解析対象(運転開始済み・10kW以上のFIT認定) | 378,810件 |
| 同一所在地に複数認定がある地点 | 16,986地点 |
| その設備数の合計 | 60,292件 |
| うち同日に認定された地点 | 12,434地点 |
| うち同一事業者名の地点 | 11,567地点 |
| うち複数の事業者名が並ぶ地点 | 5,419地点 |
都道府県別(地点数上位10)
| 順位 | 都道府県 | 地点数 |
|---|---|---|
| 1 | 茨城県 | 1,490地点 |
| 2 | 群馬県 | 1,171地点 |
| 3 | 千葉県 | 1,127地点 |
| 4 | 鹿児島県 | 1,075地点 |
| 5 | 栃木県 | 911地点 |
| 6 | 熊本県 | 748地点 |
| 7 | 大分県 | 744地点 |
| 8 | 福岡県 | 718地点 |
| 9 | 宮崎県 | 617地点 |
| 10 | 長崎県 | 567地点 |
なぜこの統計が重要か
低圧(50kW未満)の発電・蓄電設備では、同一・隣接地への意図的な分割設置が連系審査で拒否対象になります(電気事業法施行規則。2023年からは蓄電設備にも適用)。同一所在地への複数認定は、歴史的にこの「分割」が広く行われてきたことを示すと同時に、これから低圧蓄電所を計画する事業者にとって「自分の申請予定地の周辺に、審査で問題視され得る認定履歴がないか」を確認すべき理由でもあります。
ご注意。同一所在地への複数認定には、大規模敷地の区画分けなど正当なケースも含まれます。本統計は「分割違反」を認定するものではなく、公表データの事実を集計したものです。個別の事業者名・所在地は公表しません。
方法
FIT/FIP事業計画認定情報(公表用ウェブサイト・運転開始済みの太陽光)の設備所在地を文字列完全一致で照合し、同一所在地に2件以上の認定が存在する地点を集計。所在地表記の揺れ(丁目・番地の表記差)は同一視していないため、実際の件数は本統計より多い可能性があります。
あなたの申請予定地の周辺は、どうですか。トチレポの低圧パックは、地点ごとの分割リスク検査を含みます。
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